〔東京外為〕ドル、111円台後半=材料難で小動き(19日午後5時)

19日の東京外国為替市場のドルの対円相場(気配値)は、材料難の中、1ドル=111円台後半で小動きとなった。

午後5時現在、111円91~92銭と前日(午後5時、111円84~84銭)比07銭のドル高・円安。
ドル円は早朝、112円近辺で推移。

午前9時以降も同水準でもみ合った後、日銀の国債買い入れオペ減額を受けて国債利回りが上昇すると、日米金利差の縮小が意識され、111円80銭台に軟化した。その後は111円90銭台を中心にもみ合いが続いた。

海外の市場がイースター休暇で休場となるほか、日本も来週末から10連休を控えており、「積極的な取引が控えられている」(外資系証券)という。

堅調な株価や中国の指標改善を受けてリスク回避ムードは後退しているが、「112円を上抜けていくほどの材料には乏しい上、連休前の持ち高調整で同水準では売りが出やすい」(国内証券)との声も聞かれた。

10連休に向けて「国内輸出企業や個人投資家の売りが厚めに出てくる。ヘッジファンドは円高に仕掛けてくる可能性がある」(前出の外資系証券)との指摘もあった。
ユーロは終盤、対円、対ドルで小幅上昇。午後5時現在は1ユーロ=125円82~83銭(前日午後5時、126円03~04銭)、対ドルは1.1243~1243ドル(同1.1271~1271ドル)。

連休中も平日と同様に市場のモニタリング態勢とる=浅川財務官

[東京 19日 ロイター] –

浅川雅嗣財務官は、4月27日からの10連休対応について「連休中も平日と同様に市場のモニタリング態勢をとる」との考えを示した。

19日午後、金融庁・財務省・日銀による情報交換会合後、省内で記者団に語った。

為替相場の過度な変動をけん制する狙いがあるとみられる。

浅川財務官はまた、「諸般の事情が許せば麻生太郎財務相が来週訪米する」と述べると同時に、麻生・ムニューシン米財務長官会談が実現すれば、「為替も含め、国益を損なわないかたちで交渉することになる」との見通しを示した。